ベリーダンスを習い始めて数年経った頃、
トルコからターキッシュの女王と呼ばれるSema Yildiz先生が来日され、
Sema先生は日本でターキッシュスタイルのベリーダンス、
テレビの企画でSPEEDの上原多香子さんがトルコに行ってベリ
ベリーダンスはもちろんターキッシュロマのダンサーとしても有名で、
トルコで初めてトプカプ宮殿(オスマン帝国時代の宮殿)で公演をしたダンサーとして知られています。
国もその芸術性を認めているようなダンサーという証ですね。
※トルコではジプシーという蔑称にあたる言葉はCingene(
呼び方についての差別的な感覚を感じるかどうかというのは国や民
〈1967年の写真〉
可愛い・・・♡
動画〈上ベリーダンス・下ターキッシュロマ〉
ちなみにトルコでベリーダンサーと言えばもう1人、忘れてはならないのが Nesrin Topkapiです。
この方もベリーダンス界では知らない人の
いないレジェンドダンサー
お二人とも、ベリーダンサーがセクシーさだけを売りにして、今でいうグラビアモデル的なイメージで扱われていた時代に、
ダンスの芸術性を追求し、ベリーダンサーのイメージを変え、地位を確立させていった、
現在のターキッシュベリーダンス界の礎を作った方々です。
【Nesrin Topkapi】
↓〈下 動画〉
1曲目:エジプトのフォークロア『Saidi /サイーディ』
3曲目:『Awalim /アワーリム』スタイル
エジプトの民族舞踊にも精通されていたんですね!!
『アワーリム」という人々がエジプトのジプシー『ガッワージー』とも関係してくるのでその話はまたいずれ書こうと思います!
ちなみにエジプトでは結婚式や出産などお祝い事の時にシャマダン(燭台)を頭に乗せて踊られることが多く、私の結婚式でも仲良しのベリーダンサーさんたちにお願いしてシャマダンかぶってもらって結婚行列を行いました♪いつかそれもアップしますね♪
私が受講したワークショップの中で先生が話されていた内容でいくと、Sema先生自体はロマ民族ではないのですが、
後から調べてわかったことですが、Sema先生のお父さんはバルカン半島からの移民だったそうですが、ロマ民族ではないとのこと。
近くにあったロマ民族のコミュニティというのはイスタンブールのスルクレ
そしてSema先生は現在でも、スルクレ地区に住んでいて住居を追われたロマの人々を助ける活動を行なっているそうです。
そんなSema先生から見出され、トルコのロマ民族からトップダンサーになったのがDidemです。
Didemは私がベリーダンスを初めて間もない頃からずーっと憧れているダンサーの1人で、ベリーダンサーなら知らない人はいないくらい世界的にも有名なトルコのスーパースターです♪
<続く>
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※ロマとはジプシーの呼称の1つで
(
民族ごとにその感覚は少し異なります
私の教室では、ジプシーであることに誇りを持って
芸術活動をしているアーティストに敬意を表して、
そして一つのダンスの名称として、
ジプシーダンスという呼び方を使っています
もちろん差別的な意味合いは全くありません